前略、お義父さん、ダチョウ倶楽部はおやめください
こんにちは〜
闘病日記の続きを書こうかと思っていましたが、少々家の方がゴタついていたのでなかなか記事を更新できずにいました。
長男の入院も2ヶ月半に差しかかろうとしています。
まだ4歳なので家族の付き添いは24時間必要。うちにはまだ5月に生まれたばかりの長女と、2歳の次男坊がいるので私が付き添うことは実質難しい状況です。
つい先日までは、育休取得予定の旦那と義理の父が2〜4日ごとに交代で付き添いしていました。
義父はとても正義感が強く、近所の子でも悪い事をしたら本気で怒るような、そんな人でもあるので、周りに看護師さんたちもいるし、子供を任せても大丈夫と楽観的に考えておりました。私は仕事融通つけて付き添いしてくれる義父にすごく感謝していましたし、いつもありがとうございます、と意識して言うように気をつけていました。
そして義父は元々、失言が多いタイプなので今までも今回の付き添い中もイラッとすることが多々ありましたが、我慢していい関係を続けてきて助かったな〜なんて呑気に思ってました。
ちなみに、どんな事を言ってくるかと言うと、
「薬剤師(私の職業)は楽な仕事でいいよな」とか
「娘の所の子供は運動神経がいいのに、嫁ちゃんの子供は運動音痴だ」とか
「太ってる人はみっともない。嫁ちゃんももうちょっと運動した方がいい(私は産後でBMI22くらい)」とか
「息子(私の旦那)がずっと病院の付き添いさせられてかわいそう」とか
言い出したらキリがありませんが、本当に息を吐くように、暴言失言吐くタイプ。
無意識なのかは不明・・
この5年間、そう言う事を言われるたびに、私は薄ら笑いでやり過ごしてきました。
今回の付き添いで私達夫婦は一つだけ義父にお願いしました。
「長男の髪を切るのは辞めてください」と。
いつも義父は私の息子たちを見るたびに、坊主にしてやろう、坊主がいいぞ、と坊主を勧めてきます。そしてついに先日付き添いの交代の時にバリカンを持ってきたのです!?
私は正直言って坊主にして欲しくなかったので(大人の方のおしゃれ坊主は好きですが、今うちの子はステロイド治療で顔がまん丸になっているので)、
「勝手に髪を切るのだけは本当に辞めてくださいね」と何度も釘を刺しました。
それなのに交代する度あまりにしつこく言ってくるので、うちの夫がしょうがなく下の方を短くしてツーブロックみたいな感じにして、
「もう切ったからな。絶対に切るなよ」と釘を刺してくれました。
でも恐れていたことは突然やってきたのです。
それは付き添い交代して翌日、次男2歳の誕生日の出来事です。
突然、長男坊が、角刈りで笑っている写真が送られてきました。
ステロイド治療で顔がまん丸。さらに色白なので、北島三郎の弟子の大江裕さんそっくりの写真が。
(大江さんごめんなさい。悪い意味ではありません。本当にそっくりなだけです。)
愕然・・・頭の中真っ白・・
あんなに、髪を切るのだけは辞めてと言っていたのに。
旦那も一言「うわー・・・」
そして旦那が「せめて事前に言って欲しかったです。嫁ちゃんが泣いています」
という文言をLINEで送ると
「長男坊は喜んでますよ!」
という答えになってない返信。
そのとき私の頭に浮かんできたのは、ダチョウ倶楽部の上島さんが熱湯風呂の上で「押すなよ〜押すなよ〜」と言いながら押されるのを待っているという、お馴染みのあのネタ。
私はまさにあの熱湯風呂の上で待っている上島さんだったのかと思うと、自分が滑稽で情けなくて。。
しかもよりによって坊主でもなく角刈り。
あなたは香田晋さんをイメージしてやったのかもしれませんが、、
完全に大江君です。(大江さん再度ごめんなさい)
1週間経った今でも、長男に会うと自然と涙が出ます。
これは産後の情緒不安定のせいでしょうか。
全国の義父の皆さん、嫁の「やめてください」はネタ振りじゃありません。